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榮螺楼 参號棟
(さざえろう 3ごうとう)
 
Sazaerou 3
(turban shell tower No.3)

 
 2024

画像公開いたしました。(2024/08/23)
 

現実にはあり得ない構造物のオブジェ、仮想建築物 です。 ジオラマの制作手法を用いたアート作品として制作。(縮尺 S=1/150程度) 約1世紀前の「モダニズム建築の黎明期」へのオマージュです。

螺旋状の回廊を持つ架空の構造体で、回廊部分の傾斜は1/8程度です。 2016年に完成したオブジェ「栄螺楼の「バージョン3」として、同じコンセプトで制作しました。

これまでのオブジェ作品と同様に建物の周囲は水に囲まれています。 地球環境温暖化による海面上昇が現実のものとなっている現在、世界中にある沿岸部の大都市や島々は水没の危機に瀕しているということを表現しています。
 
江戸時代後期に関東〜東北地方に多く作られた、内部に回廊を持つ仏堂「栄螺堂」(さざえどう)からタイトルを引用させていただいたのは1号棟と同じです。 「栄螺堂」のいくつかは現存しているそうです。

2024年(令和6年)8月23日画像掲載

<栄螺楼3號棟にまつわるお話>

近未来、海面上昇により陸地が減少した世界。人々は、限られた資源を最大限に活用するため、高層の建築物を海上や浅瀬に建設し、垂直に都市を築き上げていきました。

その中でもひときわ目を引くのが「栄螺楼 三號棟」です。この建物はまるで生きているかのような有機的なフォルムを持ち、無数の増築された構造体、パイプや通路が複雑に絡み合っています。建物に機能の拡張性が備えられているのです。
「栄螺楼 三號棟」は単なる住居スペースにとどまりません。その内部には、工場、農場、そしてコミュニティースペースが一体化されており、人々が自給自足できるよう設計されているのです。また、最上階には展望台があり、そこから広大な海を一望することができます。海を航行する船舶の道標となる灯台のようなランドマークでもあります。最上部の雲のような部分は、大気の清浄機能があるとされています。
しかし、「栄螺楼 三號棟」には誰もが知る秘密がありました。それは、この建物が単なる建築物でなく、ある目的のために作られた「装置」であるということ。これについては現在調査中で、詳しいことをお伝えすることができないのは残念です。

また、「栄螺楼 三號棟」のような建築物は世界中の海上に点在しており、発見された順番に番号が付けられています。形態の違いから「大凌雲閣」と命名された建築物も複数発見されており、順番に番号が付けられています。
どうやら、「栄螺楼」「大凌雲閣」と名付けられたその建築物群には、それぞれに特化した機能が備えられているようです。まるで脳細胞のようにお互いに情報を交換し、一つのネットワークを形成しているようです。全体として地球環境のバランスを保つ役割を担っています。

2024年(令和6年)8月28日掲載

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夜景アニメーション GIF -1カラー
Night view Animated GIFColor

23.4 MB・700×722
夜景アニメーション GIF -2カラー
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18.0 MB・700×722
夜景アニメーション GIF -3カラー
Night view Animated GIFColor

14.7 MB・700×722
オブジェ本体台枠裏面

1:ACジャック(コード着脱式)
:AC分配機(1→3)
:個別スイッチ(オルタネート・3系統)
:ACアダプター(12V・2.0A、台枠外周部テープLED用)-記号A
:調光機(台枠外周部用・記号A)
:ACアダプター(5.0V・2.0A 、建物 内部LED用)-記号B
:ACアダプター(5.0V・2.0A 、建物 外部LED用)-記号C
 

ACアダプターを電源としました。 建物内部の電球色LED用に1系統(5Vアダプター・2.5A・記号B)、外部ライトアップ(白色LED 他) 用に1系統(5Vアダプター・2.0A・記号C)、それに加え、台枠外周部にはテープLED(耐久性が高いとされる高演色2835)を使用(12V・2.0AのACアダプター+調光機・記号A) 計3系統いずれのACアダプターも電流容量には余裕を見ました。(計算上必要とされるアンペア数の約1.4倍のアンペア容量)
12V テープLEDは販売店のマニュアルに沿った配線と取付けを行い、建物本体(内部+外部)のLEDは、1つ1つに CRD(E-153)と560Ω抵抗 をハンダ付けし、LEDの寿命に配慮しています。(建物 内外部のLEDは全て並列接続)

  • W340 × D493 × H 567 mm(オブジェ本体+アクリルケース)
     
  • 主な使用材料: アクリルケース(防塵用・押出し透明3mm)、
    ボール紙(世界堂 扱い・約1mm厚・株式会社ORION 製「白ボール・A3」)、イラストボード、透明アクリル板(窓部分・0.2mm厚)、
    木材(台座部分=シナベニア、ラワンベニア、アガチス単板)、
    艶消しアクリル絵具(ホルベイン・アクリラガッシュ)、ターナー「MILK PAINT・スノーホワイト」、
    高透明レジン「プロクリスタル880 + NEO」(水面)、
    ホルベイン「CRYSTAL VARNISH」(つや出し画面保護用ワニス・水面の波の表現に重ね塗りで使用)」 他
     
  • 照明: 個別スイッチ3系統(台枠外周部、建物内部、建物外部ライトアップ)、銅線
    • 建物本体:3mm砲弾型LED + CRD(E-153)+ 560Ω抵抗 + オルタネートスイッチ(2系統)
    • 台枠外周部:テープLED(台枠外周部、高演色2835 (60LED/m) 1.3m + オルタネートスイッチ(1系統)
       他。
制作・撮影:山尾 比呂士 Yamao Hiroshi 2024
  (OLYMPUS OM-D E-M5 Mark II + M.ZUIKO 12-40mm F2.8 Pro)
2024年(令和6年)8月23日掲載
 
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山尾比呂士 Yamao Hiroshi
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