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弐の渓温泉 電気軌道
(にのたに おんせん でんききどう)
 
Ninotani hot spring electric railway

 
 2018
(個人蔵)

大正〜昭和初期頃の、関東近辺の山中の渓谷をイメージしたNスケール レイアウト。 縮尺1:150(鉄道模型の Nゲージスケール) 山深い渓流にせり出すように建てられた温泉旅館(湯治場)と、山間の農家と、電気軌道線の風景です。(レールは楕円型) 平面寸法は、A4版を一回り大きくした程度です。
(台枠とケースを含む大きさ:W 315 × D225 × H 約274 mm)

 
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大正〜昭和初期頃の、関東近辺の山中の渓谷をイメージしたNスケール レイアウト。 縮尺1:150(鉄道模型の Nゲージスケール) 山深い渓流にせり出すように建てられた温泉旅館(湯治場)と、山間の農家と、電気軌道線の風景です。(レールは楕円型) 平面寸法は、A4版を一回り大きくした程度です。(台枠とケースを含む大きさ:W 315 × D225 × H 約274 mm)
 
ストラクチャー類(農家・旅館・浴場・木造橋 )は、全て紙による自作です。(屋根瓦・架線柱 など一部は既製品使用) LED照明は建物内(電球色)と樹木のライトアップ用(白色)を2系統に分けてそれぞれスイッチ付き、電源は単三乾電池4本(6V)を台枠内部設置としました。 作品正面向って右側のトンネル上部は樹木ごと取外し可能として、トンネル内のレールメンテナンスに配慮しています。(右側面にも点検口あり) このレイアウト用に制作した車両は、アルナイン「古典電車」のキット。 パワーパック用の接続プラグを側面に設けました。

なおこの作品は、2018年5月に改良を加え、レイアウト本体・車両・防塵ケース(アクリル)のセットで「さかつうギャラリー」にて販売しました。(SOLD OUTとなりました。誠にありがとうございました)
(ただし、パワーパックは付属しません。接続プラグの形状によりTOMIX製品推奨です)

2018年5月に行った改良点

  • 樹木・草・人形などの追加
  • 川面の改良(WOODLAND SCENICS 「Water Ripples」「Water Waves」を追加)
  • 台枠の塗装改良
     

主な使用材料: 

  • スチレンボード・ボール紙・木材(台座部分)、艶消しアクリル絵具(ホルベイン・アクリラガッシュ)・リアルサンド・フォーリッジ・Mini Natur・WOODLAND SCENICS 「Water Ripples」「Water Waves」(川面)・水性ステイン(ターナー Wood Stain) 他
  • 照明 = LED + CRD + 560Ω抵抗 + スイッチ + 電池BOX
  • PECO フレキシブル線路(N用)コード55・犬釘(篠原 HO N3 Spikes) 他

車両: アルナイン とても簡単なシリーズ N「古典電車」
 

制作・撮影:山尾 比呂士 2018
  (OLYMPUS E-620 + ZUIKO 9-18mm/14-42mm)
2018年(平成30年)6月25日更新
2018年(平成30年)6月日更新
2018年(平成30年)3月20日掲載
 

電気軌道線について

電気軌道線とはいわゆる「路面電車」の事で、日本においては一般の「鉄道」とは法律上区別されています。「路面電車」は道路内に併用軌道を設ける事ができる等、一般の「鉄道」とは活躍の形態が違います。乗客の乗降りする所も「駅」ではなく「停留所」です。
明治5年5月7日(西暦1872年6月12日)に品川駅 - 横浜駅に日本初の陸蒸気(鉄道)が開通してから日本全国で鉄道網が整備され始めましたが、明治28年(1895年)には京都に日本初の「路面電車」が営業開始しました。その後全国の大都市に路面電車は次々と開通しましたが、大正〜昭和初期にかけては地方にも広がり、温泉地や観光名所などの山間部にも開通したようです。一部は「馬車鉄道」や「軽便鉄道」として開通し、その後電化されて「電気軌道」となった路線もあるようです。
昭和の高度成長期以降は自動車の普及などにより、「路面電車」は一部の都市部を省き多く姿を消す運命となりましたが、一部の路線は「鉄道」へ格上げされ(名称も変わって)現在も残っています。

  • 花巻電気(はなまきでんき・岩手県)
  • 秋保電気軌道(あきうでんききどう・宮城県)
  • 福島飯坂電気軌道(ふくしまいいざかでんききどう・福島県)
  • 塩原電車(しおばらでんしゃ・栃木県)
  • 日光電気軌道(にっこうでんききどう・栃木県)
  • 伊香保電気軌道(いかほでんききどう・群馬県)
  • 吾妻軌道(あずまきどう・群馬県) 他
     (上記はいずれも現在廃止)

など、東北〜関東地方に限っても、都市部から温泉地を結ぶ路面電車があったようです。今作「壱の渓温泉 電気軌道(いちのたにおんせん でんききどう)」は、山間部の温泉地に路面電車(電気軌道線)が活躍していた頃(大正〜昭和初期頃)の風景を題材としたものです。
なお、拙作の2010年「温泉郷の電気軌道セクション2018年「壱の渓温泉 電気軌道2018年「弐の渓温泉 電気軌道の制作において、下記をおおいに参考とさせていただいた事をここに明記し、心より感謝申し上げます。これら資料が無ければ、「かつて山間部の観光名所や温泉地に走っていた路面電車」という題材や、その魅力に気づく事ができなかったでしょう。

出版物:
日本の路面電車 II」(廃止路線 東日本編) 原口隆行 著・JTB出版刊
日本の路面電車 III」(廃止路線 西日本編) 原口隆行 著・JTB出版刊
TV放送:
BS朝日「レールのあった街」(2000〜2001年放送、2010年まで何度か再放送)
 

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